滋賀男声合唱団

Que tout l'enfer fuie au son de notre voix...


滋賀男声合唱団の紹介


1993 年 男声合唱組曲「月光とピエロ」に感動


pieretto-grey

滋賀男声合唱団は、1993 年(平成 5 年)12月、滋賀県水口芸術文化会館で開催された滋賀合唱連名主催の「第 16 回年忘れコンサート」の男声合唱のステージで、客演指揮者日下部吉彦先生のご指導のもと、滋賀県全県より集い、男声合唱組曲「月光とピエロ」を歌って感動しあったメンバーが核となって結成された男声合唱団です。

あの感動をもう一度味わいたい、男声合唱の魅力を多くの人に知ってもらいその輪を広げていきたいという熱い熱い思いを一つにして、「滋賀男声合唱団」は翌々年の 1995 年(平成 7 年)に産声をあげました。




男声合唱ならではの楽しみ


当初は月1回の練習でしたが、その後月 2 回の練習で、ハーモニーの追求とともに滋賀県下での男声合唱の普及に努めてまいりました。もちろん、油の乗り切った中年が中心の男声合唱団ですから、練習や演奏会などのステージの後の懇親はもう一つの楽しみであり喜びでもあります。アルコール入りの「アフターコーラス」は、どこの男声合唱団でもそうでしょうが、男声合唱ならではの楽しみでもあります。



ハーモニー創造の喜び


renshuu-mini

そのような活動の中で、1996 年 6 月の「第 41 回滋賀県合唱祭」でデビューを果たし、幸いなことに「合唱祭賞」を受賞して以来、種々のステージの機会に男声合唱の魅力をアピールし、併せて練習の積み重ねとしての成果をステージで披露できることを喜びとして活動してまいりました。

従いまして、滋賀男声合唱団の活動の根底には、練習の積み重ねによるハーモニーの創造の喜びがあります。

そのようなコンセプトで、地域に根ざして活動している男声合唱団です。




富岡 健 先生を音楽監督・常任指揮者に迎える


関西を中心として、合唱やオペラの分野の指揮や演出で活躍している「富岡健」先生とは、ご縁があって、第 4 回定期演奏会で客演指揮をお願いしました。

それ以降、毎回演奏会では、その強い指導力で、ぐんぐんと私たちを引っ張ってくださっています。

2005 年 4 月からは、先生には「音楽監督兼常任指揮者」をお願いしております。

団員は、先生のご指導によって、先生の「たなごころ」の中で操られ、不思議なほどにハーモニーが創り上げられていくのを体験し、「富岡マジック」と呼んでいます。

この「マジック」を体験出来るのも、滋賀男の魅力のひとつです。



若手の入団を期待:平均年齢が悩みの種


現在、活動団員は約70名、平均年齢は60歳代後半の構成ですが、ハーモニーは年齢に関係なく若々しさにあふれていると自負しています。

とはいうものの、毎年確実に平均年齢は1歳ずつ上がっていく現実があり、次代の滋賀男声を担う若手の勧誘に力を注いでいます。

現役で仕事をかかえている人への勧誘として、演奏会での目玉のステージのみへの参加(ワンステージメンバー募集)を、今回の演奏会では試みました。この試みは、今後とも続けてまいります。その際には、団費負担の軽減などの特典も考慮しています。

男声合唱を愛する 50 代以下の若手が仲間に加わることを歓迎します。

若者(??)よ来たれ!



数々の合唱祭に参加


滋賀男声合唱団の活動としては、滋賀県下では毎年の滋賀県合唱連名主催の「滋賀県合唱祭」では受賞の常連となり、また関西では 1999 年から始まった関西合唱連盟主催の「バッカスフェスタ(これは名の通り、男声合唱=酒=バッカスからきています。つまり男声合唱愛好者のお祭りです)」もフル参加でがんばっています。

さらに、近隣の特別養護老人ホームでの慰問演奏や、障害者福祉の先駆者で滋賀県が誇る「糸賀一雄記念財団」の記念賞受賞式で演奏するなど、地域での活動にも力を入れています。



演奏会


biwako-hall-mini

1997 年(平成 9 年)6 月に第 1 回演奏会を開催し、以後、ほぼ 1 年半に 1 回のペースで演奏会を行っています。

滋賀男声合唱団の日頃の活動の成果か、あるいは我々のハーモニーの魅力かわかりませんが、演奏会にはいつも多くの観客が来られて暖かい声援をいただいているのが、団員一同の大きな励みでもあります。

第 5 回の演奏会以降は毎回、滋賀県民の誇りでもある「びわ湖ホール」(大ホール)で演奏会を開催しています。




JAMCA 滋賀演奏会


滋賀男声合唱団は、JAMCA(日本男声合唱協会)に加盟していますが、2008 年 9 月には、全国の JAMCA 会員が一同に集う「JAMCA 滋賀演奏会」を企画し、成功裏に実施することが出来ました。

もちろん、会場はびわ湖ホールであり、参加会員による合同演奏のための事前練習を全国各地で計 10 回実施したことや、当日とその前日の 2 日間の参加会員約 700 名による練習と本番の運営など、団始まって以来の大きなイベントを無事こなすことが出来ました。

それによって得た多くの知己、多くの経験は、滋賀男声合唱団の大きな自信と財産となっています。



これから


滋賀男声合唱団は、地域の文化活動を活発にするお手伝いを通して、これからも地域に密着した活動を行ってまいります。

定期演奏会は従来通り 1 年~ 1 年半のサイクルで行いますが、それ以外にも他の合唱団との交流やジョイントの企画など、活動の中身と幅を拡げていければ良いなと考えています。

2011 年 5 月 2 日 改訂

RapidWeaver Icon

Made in RapidWeaver